久しぶりの更新です…
工事物件や問い合わせ案件が
重なり少しばたばたしていました。
業務以外も月一の
勉強会や課題提出など
最近は充実している日々。
本当にありがたいです。
最近はお問合せをいただく
お施主様の内容が非常に濃く
また細かくて良い意味で大変です。
(悪口ではありません…むしろありがたい)
AIでご自宅のリフォーム後の
イメージ画像を共有して下さったり
断熱改修をご希望のお客様は
AIを活用し、要望書をまとめて
送ってくださり。
(それも中身が非常に的確)
余りにも的確だったので
根拠となる資料として
結露計算や小屋裏換気計算、
断熱改修後の性能計算などを
作成させていただきました。
他にも工事後のお客様からは
固定資産税の減税についての問い合わせ。
正直、税については
あまり知識が無いので
学ぶ機会をいただき
非常に感謝しています。
減税については
別でご紹介したいと思います。
先日、新築工事の
気密測定を実施しました。

万が一、結果が悪い場合は
補修が出来るように
骨組みが見える状態で測定。
一般的に「中間気密測定」といいます。

3回の測定結果として
C値=0.09、0.11、0.12と
良い結果になりました。
気密性や断熱性能も
年月とともに多少劣化します。
特に気密に関しては
耐震性も影響があります。
なので気密施工は1層だけでは
何となく心配というか
耐久性や安全性の考慮し
弊社では2層目が必要と
考え施工しています。
その影響なのか、安定して
気密測定の数値が出ますし
長期的にみて耐久性も高い。
あとから工事が出来ない部分は
徹底的に施工することを
大切にしています。
建物全体の隙間面積は
(総相当隙間面積)=10㎠
2㎝×5㎝くらいの大きさの
隙間があるということになります。
換気にかかわる部分の延べ床面積
※(実質延床面積) 101.25㎡
※床面積と天井高さで算出
(総相当隙間面積)÷(実質延床面積)=C値(相当隙間面積)
3回目の測定結果平均値として
C値=0.11となります。
新築の場合
気密測定で良い数値を出すには
大工さんに要点を共有しつつ
理解している監理者が自らも施工すると
簡単というか、安定して数値が出ます。
フルリノベーションの場合
既存の基礎の状態で
数値が変動することもありますが
C値はそれなりに確保が可能です。
施工は大変ですが…
■ 気密性について
気密って何?と
思われる方もいらっしゃいますが
家の気密が良いと
色々とメリットがあります。
例えば
夏冬の光熱費が安く
体感温度もかなり快適になります。
とくに冬場は隙間風「気流」があると
体感温度がかなり変わります。
風速1mで一般的には1℃
体感温度が変わると言われているくらい
冬場の隙間風は
影響が大きいと思っています。
他にも住宅の換気計画が機能しない点
詳細を書くと長くなるため
省略しますが、
2003年頃から義務化となった
24時間換気計画
2時間で室内の
空気をすべて入れ替えることが
義務となっています。
気密が悪いと計画通りの
換気が出来ない状況となり
シックハウス症候群、湿度やCO2濃度が
高くなったりなど
住環境や人体に影響が出ます。
ちなみに気密が良く
換気計画が機能すると
室内の料理や焼肉などの
臭いも数時間できれいに無くなります。
他にも色々とありますが
わかりやすいのはこの2点かと思います。
■ 配管まわりの隙間
既存住宅の場合
築年数や条件にもよりますが
ある程度向上出来ます。
特に平屋の場合は
大幅に改善出来る可能性が高く
もし中古住宅を
購入検討されている方で
フルリノベできる予算が無い方は
床と天井からの隙間を
無くす工事+断熱強化を
するとかなり住環境が
改善されます。
家の隙間を無くす方法ですが
床下に潜ると色々見えてきます。
ほとんどというか
100%に近い確率で
水回りに隙間があります。
キッチン、洗面台、洗濯機、トイレの
排水管や水やお湯の管の周りを
見れる方は見てください。
写真のように管の周りに
隙間があります。
本来は断熱材があり
隙間が無い状態が理想ですが
当時は情報はあるけど
学ぶ機会が少なく
施工も面倒というか
穴の処理は水道設備屋さん任せ
今でも新築やリフォーム後の
物件でもの普通に
処理されていないことが多々
ご自身で処理する場合は
ホームセンターに
一液のウレタンが売っています。
値段は1000~2000円くらいかと思います。
隙間が大きい場合はウレタン処理
隙間が小さい場合は
片面用の気密テープ
これもピンキリですが
500円~900円くらいの商品で
かまいません。
私のお勧めは
日本住環境さんの商品
「ツーエステープ」
少し高いですが
新築やリノベでは
標準で採用しております。
お勧めの理由として
テープ切れが良く
密着性や追従性が
非常に高い点です。
商品名は出せませんが
以前、築浅物件調査をした際
せっかく貼ってあったテープが
何カ所も剥がれ落ちていました
(圧着不足もあります)
私も安かったので一度
同じ商品を使いましたが
粘着性が非常に悪かったので
ガムテープ変わりに使ったことを
覚えています。
私はなるべくいい悪いの判断を
実際に使ってみて判断するように
しています。
コスト削減も大切ですが
見えない部分で
事故が起こると、
結果的に自分が
痛い目にあいます…
30坪くらいの新築で
弊社は70~80本の
ツーエステープを使いますが
仮に1本500円コストアップしても
3.5~4万円くらいのコスト増
塵も積もればですが
テープ一つ、
こだわって工事をしています。
■ 浴室まわりの隙間
物件にもよりますが
この部分が住宅で
一番隙間が大きい場所となります。
床下が特に隙間が大きいため
注意が必要です。
家によっては
40㎝角~90㎝角以上の隙間が
床下にあります。
■ 最後に
私は大工の弟子時代に
山で木を伐り、製材加工、
墨付け、手刻みで
家を建てる勉強をさせていただきました。
当時は大変で苦しい時もありましたが
その貴重な経験から
木造に関しては
木の特性、構造や断面構成が
外観や内観を見ると
ある程度想像できるというか
ありがたい経験値があり
住宅の隙間、雨漏りなど
何となくですが
物件調査に行くとわかります。
もし家の状態管理をご希望される方は
ある程度安心していただけるかと思います。
まだまだ奥が深く
色々と勉強中ですが
これからも役立つ情報を
ご提供したいと思います。
弊社で工事をされたお客様には
より深く、ためになる情報を
共有させていただきます。
高性能な家づくりを
楽しくまじめに研究する!
ハウス工房ふくだ
東川 明広
