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ボード系断熱材のご紹介「キューワンボード」①


先日、リノベの会で知り合った

断熱メーカーさんとの打ち合わせ。


アキレス株式会社というメーカーさん


断熱業界ではとても有名な会社さんで

「キューワンボード」という

商品が有名です。


素材は硬質ウレタンフォームに

両面2層のアルミ箔を貼ってある

断熱材になります。


性能としては熱伝導率が0.021

これは製造時では0.019だったかな?

数値が出るらしく、

製造後の経年劣化を考慮し

安全側の数値で販売しています。


熱伝導率の数値は値が低いほど

性能が高い断熱材になります。


アキレスさんの商品は

色々とこだわっていて

アルミ箔を両面に

2層貼ってあります。



写真でわかりにくいかもしれませんが

こんな感じです。



さらに裏面にも

同じように2層のアルミ箔が

貼ってあります。


なぜ2層?と

思いながら説明を受けると


表面のアルミが※輻射熱対策


断熱材と接するアルミ箔が

ガスが抜けにくくするための物


※輻射熱については後日記載します。


ボード系断熱材の中には

ガスが含まれており

このガスが抜けることで

性能が少しずつ低下します。

断熱材の劣化対策として

有効になります。


※どんな材料でも経年劣化をします。

ウレタンの劣化については


ビールなどの炭酸飲料は

アルミ缶が多く、

アルミはガスの流失に

大きく役立つそうです


他にもメリットがあり

このアルミ箔は防水効果があり、

断熱材のジョイントをテープ

処理することで透湿防水シートが

不要になります。


難しい話ですが、

外張り断熱材として活用すると

透湿防水シートの施工が不要になり

その分のコストが

安くなることになります。



ここまではメーカーさんが

自社製品を紹介するメリット話。


何でもいいことばかりではありません。


デメリットとしては

1.高価格

アルミ素材を使っている商材は

基本的に費用が高くなります。


2.外部からの電波障害。


電波障害については

解決策があるのでそこまで

気にしないでいいと思います。


ただ、自宅でネット回線を利用せずに

ラジオなどを聞かれる方には

おすすめできないかもしれません。


ちなみにインターネットや

テレビは有線で宅内に引込むため

障害は無いと思います。


携帯の通話が問題がありますが

無料で出来る解決策があります。

大手4社さんはブースターを

貸し出してくれます。

しかし、ご夫婦などで

携帯会社が異なる場合は

電波法の関係でブースターの

採用が難しく、通話がしにくい問題の

解決が難しくなります。


3.施工知識が必要。


これはデメリットになるか

わかりませんが

いろいろとポイントがあります。

屋根や壁の構成で

使う場所を間違うと

ほとんど効果を発揮できない。


あと、通気層の厚みが重要で

この辺も大切なポイントになります。


マニアックな話ですが

次回、もう少し書きたいと思います。



高性能な家づくりを

楽しくまじめに研究する!


ハウス工房ふくだ 東川明広







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