急に寒くなりました。
それでも朝方の
外気温は10℃
まだまだ暖かいほうですね。
自宅(断熱等級6)での話ですが
晴れている日が
続いているので
帰宅すると
1階が室温が26.6℃
2階が〃 27.4℃
朝方は1階が23.5℃
2階は見てませんが
1階よりは暖かい感じです。
寝室では川の字で
寝ているため
室温が高く
子供たちは薄着で
布団を蹴っ飛ばして
寝ています。
ただ断熱等級6では
真冬や日射のない日は
肌寒くなります。
対策としては
付加断熱を採用することを
強く推奨しています。
30~35坪の家で
断熱等級6仕様に
+税込100万程度で
一気に等級7に近づきます。
断熱等級6の全館空調では
冷暖房費の削減がしにくく
断熱等級6を超えると
冷暖房費が減少します。
お問合せいただければ
長期的な試算データを
見ていただけます。
物価高ですが、この100万が
経済的に、体感も含め
いかにお得かがわかります。
現在進行中
Ua値0.29の新築工事物件。
中間気密測定が
無事に終了しました。
結果としては
C値=0.18 n値=1.25
今回は別貼り気密シート
+高性能グラスウール
付加断熱採用
床は基礎内断熱
玄関ドアの下が
工事の関係で
まだ隙間が空いており
そこは一旦、
テープで塞ぎ測定。
家の気密処理ですが
個人的にかなりこだわっています。
技術的な内容なので
公にできませんが
弊社で工事をしていただく
お客様には写真を見せながら
ご紹介しています。
考え方として気密層の
劣化対策として
透湿性など安全性に
考慮しながら
2重に気密をしています。
他に窓周りの防水も
同じ考え方です。
より安全に。
これが弊社としての考え方です。
相当隙間面積αA(c㎡)
÷
実質延床面積S値(㎡)
=
相当隙間面積C値(c㎡/㎡)
15÷83.21=0.18
αAが建物全体の隙間面積
S値が換気に係る部分の延べ床面積
これで計算すると
C値が出てきます。
よく業界で聞くのが
家が大きいと
C値が良くなりやすい
と聞きますが、
その理由がこの計算になります。
気密測定中は
圧力がかかるので
どこから空気が漏れているか
何となくわかります。
今回は玄関ドアの下が
工事途中だったので隙間があり
簡易的にテープで
塞いでいたため
そこから少し空気が
漏れていました。
この部分は工事が済むと
隙間が無くなるため
心配していません。
測定値よりも良い結果に
なると思います。
n値が1.25あったのは
そこに原因があると思っています。
n値は1に近い数字が良い。
n値が2に近ければ
大きな隙間がある。
実際に過去にも玄関ドアの下が
工事途中で測定しn値が1.3
工事完了後の測定でn値が1.1まで
改善された事例があります。
気密測定の結果は
報告書を作成し
お客様にお渡しいています。
今日はこの辺りで失礼します。
高性能な家づくりを
楽しくまじめに研究する!
ハウス工房ふくだ
東川 明広
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