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執筆者の写真東川明広

外壁塗装についてのお問合せ


先日ある質問を受けました。


「10年に一回しないといけないのか?」

結論から言うと

した方がいいけど

まだ問題ないかどうかの判断を

プロにしてもらうことを

おすすめします。


出来れば塗装やコーキングの

打ち替えなどのメンテナンスの

年数を1年でも遅くらせることが

出来れば、長い目で見ると

価値があります。


その判断基準をしっかりと

線引きしたほうが良いです。


①コーキングの状態

これが一番大切です。

コーキングは主に窓回り、

外壁の継ぎ目、など

さまざまなところに使用しています。

このコーキングがなくなると

外壁が水分を含み、劣化が

著しく進行します。

また、通気構法を採用している場合は

一次防水であるコーキングが

なくなっても透湿防水シートで

雨水に対応するため

大丈夫な場合があります。

しかしこれも一時的なもので

雨水や紫外線により

透湿防水シートも

かなり劣化をしていきます。


通気構法を採用していない古い

建物は外壁を突きつけ施工を

している場合が多く、サッシ回りの

コーキングの幅や厚みが少なく

逆に前回塗装した塗料が密着し

雨漏りがしにくくなっている場合が

あります。

しかしそういう物件の場合

突きつけしているので

外壁が水分を吸い上げて

突きつけ部分の痛みが激しくなっている

ことが多いです。

なかなか文章で伝えにくいですが

総合的に判断する必要があるために

良心的なプロに見てもらうと安心です。


正直絶対に10年施工を進める会社さんや

現場のことを知らない営業マンの方は

判断ができないことが多いので

注意が必要です。


チョーキングという現象があります。

チョーキングと調べてもらえると

どんな状態かわかりますが

外壁塗装の目安になりますが

同じことを言うようですが

総合的な判断が必要なため

チョーキングがあるから

絶対に塗装しないといけないとは

思いません。


他にも木部であったり

鉄部、コンクリート部分など

色んな素材があり

現状をしっかりと調査し

トータルで判断する。

それで塗装が10年から

13年まで伸びると

その分塗装の回数が減り

生涯設計に大きく影響が

出てきます。


なので家全体のメンテナンス。

維持管理は工務店がしっかりと

していく必要があるのかと

思っています。


最近は専門店化しつつあります。

その方が業者は売りやすいため

専門店だと安くて安心という

心理が働きますが、家というのは

総合的な判断、家全体をきちんと

把握できる能力のある会社に

維持管理をお願いしましょう。


一昨日も他社さんで

1年前にリフォームをした

というお客様から

ご相談を受けました。


とある問題点を改善するのに

どうしたら

いいかとのこと。


施工した業者さんに

お願いしたらどうですか?

と話しましたが、

色んな事情があるのでしょうか

しっかりと対応できない理由があり

うちに相談にこられました。


どんな理由があれ、1年前の工事をした

業者が対応できないとは

どうなのか?あまりにも無責任では?


これ以上は愚痴っぽくなるので

終わります。


こんな感じで今日は失礼します。


高性能な家を楽しくまじめに研究する!

ハウス工房ふくだ 東川明広

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