屋根の耐久性。
前回は外壁部分の耐久性を
書きました。
屋根には瓦やコロニアル
板金屋根などの下に
防水紙が敷き込んであります。
この防水紙も
出来れば30年耐久の商品を
使うと良いと思っています。
一般的な
アスファルトルーフィングの
金額は1本
6000円~9000円程度
かと思います。
耐久年数は15年の商品です。
15年しか持たないの?
実際は設計強度の2倍程度は
持つと言われています。
例えばメーカーさんが10年保証を
する商品があると、20年くらいは
耐久性のあるものを作り、
10年は大丈夫!
という判断だと思います。
30年保証の耐久性の商品の場合、
60年耐久があるかは疑問ですが
少なくとも40年以上は耐久性が
あるのではないかと思います。
30~35坪の総二階建ての家の場合
大体、7~8本くらいでしょうか。
30年耐久の商品が1本30000円前後
約3倍~4倍の金額になります。
20万円前後の単価アップになりますが
一番耐久性が求められる屋根。
もし、屋根の防水紙を取替えるとなると
屋根を撤去しないと交換はできません。
極端な単価アップではないので
ぜひ30年耐久の商品を使うのを
おすすめしたいです。
あと、風(気流)の抜け道をしっかりと
作ることが大切です。
「通気構法」(通気工法)の目的は、
壁体内結露を防ぎ木造建物の劣化
リスクを抑制する事により
耐久性向上を維持することにあります。
また、小屋裏の熱気など、抜け道が
必要になります。
しっかりと棟換気をとることが
大切です。
なかなか文章にするのが難しいですね。
通気構法と棟換気でしっかりと
気流の抜け道を確保し
なおかつ耐久性の高い防水紙を
使うことで木造住宅の結露軽減。
劣化進行が少なくなることで
あとからお金がかかりにくい
家になります。
今日はこの辺りで…
ちなみに現在、外気温が14℃
室温が24℃ 相対湿度49%
時刻はAM2時です。
二階の室温は25℃
今日はいつもより
暖かく過ごせています
長期の天気予報をみると
11月末から最高気温が20℃を
下回るみたいです。
おそらくそのあたりから
暖房が必要になるのかもしれません
暖房器具も開放型のものは
使わない方がいいですね。
石油ファンヒーターなど
ホルムアルデヒドが
発生するみたいです。
また、一酸化炭素など
屋内の空気を汚します。
高性能な家づくりを楽しくまじめに研究する!
ハウス工房ふくだ 東川明広
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