ようやく残暑が終わり
秋を感じる季節になりました。
約1か月ぶりの更新です。
なぜか毎年この時期は
工事が重なり、
バタバタしています。
本日は建材屋さん主催の
法改正の勉強会
窓改修
減築工事の現場管理など。
この物価高の世の中
来年の法改正により
新築の耐震性など性能を
上げる流れ。
リノベでは
非常に厳しい法改正
リノベの場合は
既存住宅の多くが
建築確認申請が
必要になります。
申請すればいいんでしょ?
そうではなく
これが大問題なんです…
このあたりの内容を
少しづつですが
理解を深めている状況です。
本当に業界内では
大変な状況です…
新築では申請書類が
増えるため
契約後の着工が
遅れる問題が
予想されます。
それ以外は問題ない状況です。
法改正の内容は
許容応力度計算の
住宅は全く影響がなく
その他の住宅では
断熱性や耐震性能が
オーバースペックになると
1階の柱の径が大きくなるなど
色々と面倒になるので
どうしよう…
という感じらしいです。
勉強会の終盤では
最終的にはコストアップしにくい
家を作るにはどうしたらいいか
そんな流れだったので
あまり参考にはならなかったですが
ある意味自分がやっていることは
間違っていないと
感じるきっかけになりました。
新築工事の状況ですが
9月末に基礎工事が
完了しております。



玄関もしっかりと
熱橋対策として
断熱を施工しています。
シロアリ保証は20年
+自社施工で保証は
付きませんがホウ酸を
土台などの床下部分に
散布しています。
今回は床下エアコンを
採用します。
床下エアコンは基本的に
暖房用ですが
冷房として使える工夫をします。
ただ、結露リスクが高いので
基礎下空間には冷房はしません。
家の性能ですが
Ua値0.29 ηAC値1.1
真冬の晴れた日は暖房が
いらないと思っています。
ここまで性能があると
工事中はめちゃめちゃ暑く
今からの季節でも
室内作業、打ち合わせでは
汗が出ます…笑
次にキッチンのフル改修工事



床と天井は断熱、気密処理を行い、
キッチンはクリナップさんの
ステディアというシリーズを
採用させていただきました。
床は無垢材の「アカシア」
アカシアは種類によっては
色が濃い物もあります。
今回は比較的薄い色の
アカシアになります。
オークを少し薄くした感じで
杉やパインよりは少し硬い印象が
ある素材ですが、加工しやすい
硬さの床材です。
床材はウレタン塗装より
オイル塗装をお勧めします。
ウレタン塗装は
傷がついたら補修がしにくく
ウレタンの表面が
少し冷たい感触です。
トイレのリフレッシュ工事

内装の張替えや
トイレの取り換えが終わりました。
着工後の写真になります。
土地的に水圧が弱いお宅でしたが
アラウーノS160を採用し
水圧不足が
無事に解決できました。
窓改修工事


今年もおかげ様で
先進的窓リノベの補助金を
採用する工事が毎月あります。
昨年と比較すると
減少しましたが
窓改修後の感想をお聞きすると
皆さん工事して良かったと
満足度の高い工事です。
本日は内窓と
外窓交換(カバー工法)
の工事が完了しました。
特に外窓交換(カバー工法)では
補助金が多く取得できます。
工事の時間も1つの窓で
数時間~半日程度
既存の窓にシャッターが
付いていたので
それをそのまま利用する
方向で窓交換。
フレームはアルミ樹脂複合ですが
建具は樹脂という商品です。
オール樹脂の場合は
既存シャッター利用が
難しく、他にも色々と問題があります。
既存住宅の窓改修は
どうやったら補助金が
多く獲得でき、かつ性能を
上げることができるか?
真剣に考えてご提案しております。
この機会を逃さず、
窓改修でしっかりと補助金を取得し
家の性能向上をすることを
お勧めいたします。
今日はこの辺りで失礼します。
高性能な家づくりを
楽しくまじめに研究する!
ハウス工房ふくだ
東川 明広
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