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建築照明の明るさ、色温度を考えてみる

執筆者の写真: 東川明広東川明広

更新日:2024年11月23日


今日のテーマですが

家づくりで多くの方が

とりあえず照明は

明るくしておこう。


色味は白い昼白色で。


家全体が明るく。


そのような印象が多いと思います。


先日、睡眠学者の柳沢正史さんの

記事を読み、しっくりきたというか

本当だなと思いました。


よくニュースで日本人は

世界でも睡眠時間が少ない。

これは誰でも

知っている情報だと思います。


たくさんの要因があると思いますが

その一つとして

住宅の照明が影響していると

改めて考えるきっかけになりました。


記事の中に

①睡眠は減点法と心得る。

睡眠をよくするために

万人に効果的な方法はないが

睡眠に良くないことを減らすこと。


②リビングダイニングの明かりを

暗めに設定する。


睡眠改善において寝室ではなく

寝る前に過ごすリビングなど

暖色系に明るさに注意すること。


③就寝前のスマホの使い方に注意


④寝室は暗く、静かで朝まで適温。


高性能住宅+照明計画が大切と

言われている気がしました。


⑤寝る前のアルコールはNG

アルコールより睡眠薬が良い。


これ以外にも色々と

紹介されていましたが

詳細を貼っておきます。


それでは話を建築に戻します。


照明計画でリビングは暗く

必要なところは適切な照度を。


個人的には色に関しては

昼白色は洗面など

女性が化粧をするところや

それと同じような場所以外は

不要ではと思っていますが

個人差があるので

強制はできません。


ネットで検索すると

キッチンなど

食材の色を確かめるのに

色は白い昼白色が良いなど

いろんな情報があります。


ネットが真実とつい

思いがちですが

実際はどうなのでしょうか。


明るさが必要だなと

思うところとしては

パントリーや収納スペース

洗濯スペース、キッチンなど

作業や探し物をする場所


あとは学習スペースなど

手元に明るさが必要な場所


そのくらいかと思います。


色に関しては

先ほど記載したように

化粧をするところなど

それ以外は

昼白色は必要なのか?

と思っています。


正直、自分は化粧しないので

住宅には電球色だけでいいと

思っています。


そのくらい昼白色と電球色での

見え方の差を気にすることが

無いと思っています。


こんなことを書くと

敵ができそうですが 

電球色で生活している方は

ご理解できるかと思います。


どうしても

昼白色での生活に

慣れているため

電球色は暗いイメージや

本当に大丈夫かな?

と心配になります。


少しでも不安材料を

無くせるように

自宅では一つの空間で

昼白色と温白色と電球色を

比較できるようにしています。



実際に、女性のお客様で

化粧される場所を

電球色で生活をされています。

何とも思わないというご感想。


今日はこの辺りで…


高性能な家づくりを

楽しくまじめに研究する。


ハウス工房ふくだ

東川 明広

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