先日のお問合せの
続きになります。
物価高騰は数日前に書きました。
この事実は変わりません。
現状お見積りをしても
1か月先は仕入れ単価が
変わる可能性があります。
仮に原油高が下がったり、
円安になっても
おそらく現状維持か人件費を
上げるために商品単価が上がる
ことはあっても下がることは
ないです。
じゃあ、家を建てたいけど
どうしたらいいの?となります。
そこでインフレの世の中、
これからの新築住宅について
考えてみたいと思います。
※家の性能(断熱、気密、耐震)
を下げるのはNGです。
先日も書きましたが
ランニングコストが高くなったり、
地震で家が壊れてしまっては
意味がありません。
①共働きでゆとりのある範囲で
返済を計画する。
そんなの当たり前と言われそうですが
意外とこの辺りを事前に計画されていない
方も多いのが現状です。
今の世の中、なかなか一人の収入で
土地から購入して家を建てるのは難しいと
思います。
この辺りは長くなるので別で書きます。
②家の大きさをコンパクトにする
現実的にはここがメインになってくるかと
思っています。
例えば広すぎるリビング。
廊下が多い。
共有スペースを活用し個室を狭くする。
など色々と考えて計画する必要があります。
あと衣類乾燥機を導入はおすすめです。
室内干しスペースを減らすことで
建物の面積が減ります。
代表的なものとしてガス乾燥機の
「乾太くん」50分~60分でしっかりと
乾燥し、タオルなどふわぁとした
仕上がりになります。
この辺も後日詳しく書いてみます。
③家の形を東西にちょっとだけ長い
長方形にする。
形を四角にすることで
耐震性、外皮の面積(外部に接する面積)
を減らしたり、工事手間(作業量)の減少。
他にの色々とコストを減らす要因になります。
この辺りをしっかりと理解して
いびつな形、屋根も複雑にならないよう
計画をすることが大切です。
④断熱等級は出来る限り等級6以上
気密性能C値=0.5以下。
ただ性能を上げるだけでなく、
日射取得、日射遮蔽の対策をしっかりと
計画し、総支払(住宅ローン+光熱費)
を安くするようにする。
⑤これは本当にいるのか論争
これもブログのネタとして
少しづつ書いていこうかと思っています。
例えばお風呂に窓は必要か?など
ご夫婦でしっかりと話合いが大切です。
家づくりあるあるですが、
打ち合わせでちょっとした
夫婦喧嘩が勃発します。
例えばキッチンは奥様がメイン
お風呂はご主人がメインの意見で
決めていくなど
主導権の譲り合いというか
役割分担で決定していくと
うまくいくような感じがします。
時にはプロの意見も参考にされて下さい。
⑥太陽光発電は必須です。
予算的に難しい場合は屋根貸しで
かまいません。
必ず乗せることを推奨します。
これも長くなるのでそのうち書きます。
また、設計段階で太陽光発電の重量も
耐震性能に影響します。
高性能な家づくりを楽しくまじめに研究する!
ハウス工房ふくだ 東川 明広
Comments