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既存住宅の性能向上のポイント

執筆者の写真: 東川明広東川明広

いよいよ今年も

住宅省エネキャンペーン2024

がスタートしました。

ただ子育てエコホーム申請が

システム上のエラーで

遅延しております。


今年度は昨年と比較すると

お問合せが減っていますね。


ただここ最近は

少しづつですが

窓改修や家の性能を上げたいので

どうにかなりませんか?と

問い合わせがあります。


ポイント①窓改修


家の性能を上げるには

窓改修が一番重要効果的だと

思いますが

やり方を間違えると

性能向上しにくい

場合があります。


例えば寝室に窓が

2つあるとします。

1つの窓だけ性能を上げて

もう一つはそのままだと

当然ですが、窓改修していない

方から熱の移動が多く

寝室の性能はあまり上がりません。


窓改修する場合の

ポイントとしては

部屋ごとの改修が重要です。


ポイント②断熱改修


窓改修だけではNGです。


既存住宅の条件にも

よりますが

無断熱住宅の場合

(築年数が40~50年前後は特に)

断熱改修が必須です。


平屋の場合は天井断熱工事

行いやすく、家の解体なしでも

工事が可能な場合が多いです。


2階建ての場合、

一階部分の改修が難しいため

少し規模の大きいリフォームが

必要になります。


個人的におすすめは

外張り断熱による改修+

2階の天井断熱工事+窓改修

費用目安として

35坪の家で500万~

しかし外張り断熱改修には

補助金があるので

そちらを活用すると

※最大300万円の補助が支給されます。

※令和5年の事例です。


ポイント③気流止め施工


個人的にとても重要視しています。

プロの方でも何それ?と

いう方も多いかと思います。


既存住宅の断熱工事を行う場合、

壁や天井や床に充填するだけで

性能がしっかりと確保できません。


断熱を入れても壁の中で

外気が移動してしまうと

湿気流入、暖気、冷気により

性能が大幅に低下します。

気流止めと検索すると

色々と資料が出てきますが

一般の方でも見れる


せっかく大切なお金を

使って断熱改修するのであれば

ここまできちんと工事を

しましょう。


ただ知識と施工の丁寧さが

とても大切です。


ただ見た目だけ綺麗になればいい。

断熱も入っていればよい。

そんな改修工事は

安価で仕上げれますが

ランニングコストが高くなり、

トータルコストが高い家に

なってしまします。


エネルギーコストは毎年

高くなることが

明らかになっています。


節約では対応できない時代です。

物価高ではありますが

国の方針として

既存住宅の性能向上のために

補助金がたくさん支給される今。


少しでも性能の高い材料で

施工精度を高めた断熱改修を

行ってみて下さい。


高性能な家づくりを

楽しくまじめに研究する!


ハウス工房ふくだ

東川 明広


 
 
 

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