樹脂窓か?アルミ樹脂複合窓か?その②
こんにちは、今日のブログ更新が少し遅くなりました。
昨日の続きを書いていこうかと思います!
窓の耐久性について…

樹脂は耐久性や対候性が弱いのではないのか論争があります。
現に私も数年前まではそう思っていました。
その認識が変わった出来事があります。
今まで気づかなかったのですが、「義理の父の家」は1ヶ所だけ、
なぜか1ヶ所だけ…ん?窓の色が違う!これ樹脂だ!
義理の母に聞くと工務店さんがサービスしてくれたとのことです。
築25年くらいの木造ツーバイ工法で基本はアルミ単板ガラス窓
冬は「プチプチ」がガラスに貼ってある家です。
発見した瞬間、興味がふつふつと湧いてきて色々とお調査しました。
まずは方角!真東とまではいかないですが、隣地の条件も離隔距離が
取れていて、朝日がしっかり当り、昼間も日当たりの良い条件下でした。
樹脂サッシの経年劣化調査すると、25年前の商品とは思えない状態。
内側もかなり綺麗でした。
後日このブログに写真をアップします!
樹脂窓すごいな!今まで半樹脂窓の自分の考えが間違っていた…
今までのお客様に申し訳ないことしたな…申し訳ありません…
話は変わりますが、樹脂窓の樹脂の成分ですが
「塩ビ PVC」という種類で配水管や下水管の部品に使われる物です。
当たり前ですが、メーカーさんもしっかりと実証実験をしています。
一般の方がよくイメージされるのが、洗濯ばさみやプラスチック製バケツなど
紫外線でボロボロになるイメージを持たれています。
https://www.ykkap.co.jp/consumer/satellite/products_window/reliable_pvc-windows/
念のためにメリット以外もお伝えしておかなければなりません。
YKKさんのAPW330、430などの樹脂窓はガラスの取替が不可能となります。
つまり障子ごと交換となります。
そのため、メーカーさんも充実保証を付けてくれています。
樹脂窓は引き渡しより10年間保証ガラスの保証があります。
詳細はこちらへ https://www.ykkap.co.jp/consumer/support/warranty/
調べてないのでわかりませんがLIXILさんやシャノンさんなども
同じかと思います。
しかし快適性、性能面など考えると、やはり樹脂窓が良いと判断しています。
ただアルミ樹脂複合も高性能化しており、正直大差がないくらいにまで来ています。
YKK APW430 樹脂サッシカタログにて

LIXIL アルミ樹脂複合窓 カタログにて

LIXILさんは従来商品をリニューアルし樹脂窓との性能差を少なくしてきました。
じゃあアルミ複合でもいいじゃん!てなりますよね?
マニアックな話になり、一部省略しますがLIXILさんは窓のフレーム面積を小さくし、ガラス面積大きくすることで性能を上げています。
もちろん下枠の性能も上がってはいますが、下枠の結露問題を考えると
やはり樹脂が安全であると考えます。
フレーム面積が少なくなることでデザイン性の高さはLIXILさんですけど。
でも樹脂窓も結露します!ほんとです!このことはまた後日アップします。
これからもますます窓の進化は続くと思います。
こんな感じで今後も役立つ情報を発信していきたいと思います。
高性能な家づくりを楽しくまじめに研究する!
ハウス工房ふくだ 東川 明広