
気密測定が無事に終わりました。
目標であった数値をクリアすることが
出来たため、個人的にも
お客様も満足する結果に。
今回は床断熱工法ということで
テープ処理や
一液の発泡ウレタン、
ボレイトシール(防蟻材)
を使用し隙間なく施工する
ことが出来ました。
目標はC値0.1
最低でもC値0.3~0.5が
でればと思っていました。
まず1回目の測定。
どきどきしながら
待ちますがエラーとなり
測定ができませんでした。
その時点でいい結果がでると
確信しました。
案の定、3回測定してもエラー
測定不可という結果。
気密が良いと測定が出来ない
という状況になります。
このままでは記録として
残せないので
15㎜くらいの丸い穴を開けて
再度気密測定。

結果、C値が0.13
再度測定しましたが
数値はほとんど変わらず
同じような結果になったため
今回はC値0.1という
結果になります。
気密工事は知識も
必要ですが
なによりも
手間がかかります。
あと長期的に見て
専用部材を使用することも
大切です。
なぜ専用部材が必要かというと
長期的にみて、建物は揺れたり
経年劣化によって気密性も
劣化していきます。
専用部材は追従性があり
長期的に気密性を担保するため
初期投資として若干ですが
金額が高くなりますが
ここはケチっては
いけないと思っています。
床の点検口や天井点検口も
一般的な物では気密を取ることが
出来ないので注意が必要です。
ここで気密性の重要性を
少し書いてみたいと思います。
①効率の良い換気が出来る
気密性が悪いと
24時間換気など
住宅の換気設備を採用しても
きちんとした性能を発揮できずに
結露などの原因にもなります。
②防音性が高い
気密性が高いと隙間が少なくなるため
外の音が聞こえにくくなります。
日中は小雨程度だと
聞こえないため
雨降っとたと?と思う日が良くあります。
(窓の性能にも影響があります)
③冷暖房費が安くなる
隙間がなくなることで
冷暖房の効率がかなり良くなります。
合わせて断熱性能が高いと
夏冬の冷暖房時期は
「寒かけんドア閉めて!」
などのストレスが無くなり
快適に過ごせます。
他にも色々とメリットが
あると思いますが
気密性が高い家に住んでみると
本当に感動すると思います。
高性能な家づくりを楽しくまじめに研究する!
ハウス工房ふくだ 東川明広
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