外壁の通気構法の大切さ

通気構法を調べると

2001年頃から全国に

広まり始めたそうです。


あくまで個人的な感覚ですが

通気構法がしっかりと

浸透したのは10年くらいだと

思います。

(通気構法の説明を

メーカーさんので引用しました)


私が大工の弟子入りをしたころは

なんとなくありました。

表現が曖昧ですみません。

あったのですが

現場ではそれがうまく

機能していなかったという印象です。


外壁の下から通気しても

通気した空気の抜け道を

どう逃がすか?

そこまでしっかりとした考えが

現場に浸透していなかったと思います。


しかし現在でも

ベランダの笠木(手すり部分)や

パラペット部分の通気の抜け道を

考えていない会社さんもあります。


軒ゼロ住宅やパラペットのある

住宅は特に注意が必要です。


なぜこんな話をするのかというと

先日、工事して20年くらいなる

杉板の外壁の修理に伺いました。

もちろん当時は通気構法など

ありません。それは仕方のないことで

当時施工した業者さんは今ある技術で

しっかりと施工されていたと思います。

透湿シートも施工し

杉板の裏には不燃材を施工してあり

素晴らしいなと思いました。


外壁の側面の杉板が劣化し

一部腐食していたため、

取替えることになりました。

板を撤去していると

中の下地材がボロボロで

透湿シートの中から腐食した

木がボロボロとでてきました。

近年は透湿シートの外に

下地材を施工するのですが、

今回はシートの中に下地材が

あり、躯体がボロボロしている…

これはまずいな…と思ってしまいました。

しかしシートを剥ぐと

下地材の劣化がメインで

躯体の柱も劣化が見られましたが

比較的しっかりとしており

施工次第で何とかなると判断。


念のために工事を一旦ストップし

お客様の休日に再度現状を見て

今後どうするかの話し合いをします。


もちろん通気構法でしっかりと

取替をすることがベストですが

そうなると相当な費用となります。


しかし中途半端に修理をすると

修理代が無駄になります。


最終的な判断をするのはお客様ですが

プロとしてどうすべきかのご提案は

致します。

お客様がどこまで求めているか?

そこの部分も大切です。

全部取替えないと危ないので

取替えましょう!という業者さんも

いるので注意が必要です。


まずは現状の把握、まだ修理で対応可能か。

お客様のご予算。

あと何年程度耐久性を求めるか?

総合的に判断をすることが大切だと思います。


これから外壁のリフォーム、

リノベーション、新築を検討される場合は

耐久性を考えた工事を行うことが大切です。


現在AM3時 外気温14℃

1階LDK23.9℃ 相対湿度53%


高性能な家づくりを楽しくまじめに研究する!

ハウス工房ふくだ 東川明広

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