張替というか、重ね張りです。
重ね張りとは、既存の床の上に
新しい板を張る作業になります。
重ね張りにはメリットや重ね張りが
できる条件もあります。
メリットとしては床の厚みが
増えて、丈夫になり、断熱性も
上がります。なにより解体工事が
なく費用が安くなります。
重ね張りができる条件として
既存の床の状態です。
何カ所か「ぶかぶか」している
程度なら状態の悪いところを
補強し、重ね張りがいいと
思いますが、全体的に痛みが
激しいと正直解体を
考えたほうが良いです。
今回は状態が比較的良い物件でした。
一部分下地補強が必要でした。
一つ大事なポイントがあります。
相見積もりをする際に
注意するポイントです。
当社は重ね張りを施工する場合、
既存の床と床を受ける下地材
「根太」に釘またはビスで
増し打ちをします。
釘はN釘と言って太くて
構造用として使用します。
増し打ちはしておかないと
あとから床なりの原因になります。
これは大切な作業なので
しっかりとやりましょう。
ちなみにこんな感じです。

わかりずらいかもしれませんが
大切なひと手間です。
そして床を貼っていきます。
この施工にもポイントがあり
変性シリコン系樹脂ボンドをしっかりと
塗布します。
これもただ金額が安い業者さんだと
塗布しない会社さんもあるので注意してください。
ボンドと釘を併用し、貼っていきます。

その後はしっかりと養生をします。
家全体の工事が終わると
養生をはぎ取り
美装専門の業者さんに
掃除をしてもらう予定です。

ちなみに今日はかなり暑かったですね…
久しぶりに汗だくになりました。
現場の朝の室温は18℃
日中は27℃を超えての作業。
真夏よりは楽でしたが大変でした。
床材は木目の白。家の中がかわいらしく
なり、明るくなりました。
リフォームの場合、造り付けの家具など
色んな障害物があるため、床貼りも
簡単ではありませんが、
きれいに納めることが
できて満足しています。
こんな感じで施工事例も
アップしていきたいと思います。
高性能な家づくりを楽しくまじめに研究する!
ハウス工房ふくだ 東川 明広
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