先週だったと思います。
東京大学大学院
工学系研究科建築学専攻
准教授 前真之先生の
セミナーを受講しました。
2時間のセミナー。
家の性能がどの程度で
電気代がどのくらいになるか?
実際のデータを基に
細かく計算をし、
断熱等級7、等級6にすると
ランニングコストがどのくらいに
なるのか?
を比較したデータを
教えてくださいました。
まずは下の表からご紹介します。

電気代を安くするために必要な対策は
現状、この3つしかないそうです。
断熱気密をよくし、高効率設備で省エネ。
そして太陽光発電は必須。+蓄電池。
将棋の駒で例えられていて
飛車なしで戦うのは圧倒的に
不利だと言われていました。
将棋はあまりしたことがないのですが
さすがに飛車がどのくらい強いかは
わかります。
太陽光についても後日書きたいと
思います。
ちなみに先日工事をした物件の
太陽光のパネルを撮影しました。

15年たったパネルですが
見た目は新しいままと言っても
いいくらい綺麗で、
たしかに20年以上は
持つだろうなと感じました。
(実際は発電効率など落ちているのかも
しれません)
あと次の表を見たときに
自分の中でかなりしっくりくる
感覚がありました。
実際に等級6の家に
1年間住んでみて感じた
ものがまさにこれです。

断熱等級4+間欠空調と同じレベルの
電気料金で全館24時間空調ができる。
等級6に住む前はイメージとして
もう少し電気料金が安くなる
感覚でした。
そしてこの文章
「暖房を限りなく減らすことができる」
贅沢かもしれませんが等級7に
住んでみたいなーと改めて思ってしまいます。
前先生も「新築は等級6以上にしましょう!」
等級7はコストが上がるため、
ハードルが高くなりますが、
「やる価値がある」と言われていました。

明日この部分のご紹介をしたいと思います。
ちなみに現在AM3時 外気温14℃
1階の室温24.6℃ 相対湿度51%
基本的に2階は+1℃です。
高性能な家づくりを楽しくまじめに研究する!
ハウス工房ふくだ 東川 明広
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