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執筆者の写真東川明広

室温と医療費の関係

更新日:2022年9月10日


近畿大学の岩前教授のセミナーで勉強した内容になります。

[室温と医療費の関係]


[医療費を考慮した経済的な住宅断熱性能]

藤田浩司先生の論文より


室温が上がると医療費が下がる。


おぉ!いくらいくら!?


あくまで平均値で家庭によって違いますが

(心疾患・脳血管疾患以外)

男55歳1.5 女50歳1.5 子22歳1.5 子18歳3.5 


8万円/年


これはものすごくおもしろいデータだと思います。

住宅ローン35年で考えると

月6000円で200万くらいの価値になります。

(ちなみに等級6の冷暖房費シュミレーション年間5万)


各家庭がこの金額に当てはまるとは思いません。

しかしそれだけ室温が健康に影響する。

それだけの価値が断熱性能にはあるんですね。


WHO住宅と健康ガイドライン2018

では室温の温度は18℃を強く推奨する!

これはリビングだけとかではありません。

全室1日中、昨日の暖房とはってやつですね。


岩前先生のセミナー

色々と学ばせてもらいました。


ただ一つ疑問が…

新築は正直簡単に高断熱は可能です。


では既存住宅は?


リノベーションでは問題なく高性能にできます。

気密性能の向上、ちょっと難易度が高いですが…

しっかり対応が出来ます。


じゃあリフォームでは?


家の状態にもよりますが、等級2.3の家を

等級6.7にするのは困難なのではと思います。

それ以前に気密性能を上げるのが無理かと思います。

気密について今度書きたいと思います。


なので以前、リノベーションについて書きましたが、

高性能な家が欲しい。でも新築は金額的に手が出せない…

そんな方はリノベーションで性能向上をさせることを

強く推奨したいと思っています。

もちろん等級4~5くらいの性能は

リフォーム工事で対応することは可能かと思います。


とにかく家の性能を向上させるこれに尽きるかと

そして補助金を上手に使うことも大切です。

何かありましたらご相談ください。相談無料でご対応致します。


高性能な家を楽しくまじめに考える!

ハウス工房ふくだ 東川 明広


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