近畿大学の岩前教授のセミナーで勉強した内容になります。
[室温と医療費の関係]
[医療費を考慮した経済的な住宅断熱性能]
藤田浩司先生の論文より
室温が上がると医療費が下がる。
おぉ!いくらいくら!?
あくまで平均値で家庭によって違いますが
(心疾患・脳血管疾患以外)
男55歳1.5 女50歳1.5 子22歳1.5 子18歳3.5
8万円/年
これはものすごくおもしろいデータだと思います。
住宅ローン35年で考えると
月6000円で200万くらいの価値になります。
(ちなみに等級6の冷暖房費シュミレーション年間5万)
各家庭がこの金額に当てはまるとは思いません。
しかしそれだけ室温が健康に影響する。
それだけの価値が断熱性能にはあるんですね。
WHO住宅と健康ガイドライン2018
では室温の温度は18℃を強く推奨する!
これはリビングだけとかではありません。
全室1日中、昨日の暖房とはってやつですね。
岩前先生のセミナー
色々と学ばせてもらいました。
ただ一つ疑問が…
新築は正直簡単に高断熱は可能です。
では既存住宅は?…
リノベーションでは問題なく高性能にできます。
気密性能の向上、ちょっと難易度が高いですが…
しっかり対応が出来ます。
じゃあリフォームでは?…
家の状態にもよりますが、等級2.3の家を
等級6.7にするのは困難なのではと思います。
それ以前に気密性能を上げるのが無理かと思います。
気密について今度書きたいと思います。
なので以前、リノベーションについて書きましたが、
高性能な家が欲しい。でも新築は金額的に手が出せない…
そんな方はリノベーションで性能向上をさせることを
強く推奨したいと思っています。
もちろん等級4~5くらいの性能は
リフォーム工事で対応することは可能かと思います。
とにかく家の性能を向上させるこれに尽きるかと
そして補助金を上手に使うことも大切です。
何かありましたらご相談ください。相談無料でご対応致します。
高性能な家を楽しくまじめに考える!
ハウス工房ふくだ 東川 明広
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