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執筆者の写真東川明広

気密性の4要素について


先日、日本住環境の釣本様の

セミナーを受講しました。

と言っても

オンラインの録画でしたが。


最近は録画でのセミナーや

Zoomなど移動せずに

ネット環境で勉強できるのが

非常に助かります。


釣本さんはYouTubeでも

有名で「家のサプリ」で

検索すると住宅の気密について

勉強できると思います。


主に「既存住宅のリカバリー」の

動画が多いような気がします。


セミナーの内容は

既存住宅中心のでしたが

気密の4要素をお話されて

いましたので

ご紹介したいと思います。


気密の4要素


健康

隙間風を無くすことで

ヒートショックなどの

もの無くし健康で快適な

暮らしを実現する。


結露

隙間があることで

室内外の空気が自由に

出入りし壁内で結露が

発生しカビが生える

危険性がある。


省エネ

室内で温めたり冷やしたりした

空気が隙間から出ていくことで

エアコンが必要以上に稼働する


24時間換気

隙間があることによって住宅の

あちこちから空気が出入り

しますので

計画的な換気ができません。


よって気密が大切ですとの

ことです。


他にも気密の考えたとして

まずは床の気密が

大切だそうです。


既存住宅の多くは

床と壁との取り合い部分に

隙間が多く、そこから

冷気が入り、足元が

寒くなる原因の一つに

なります。


足元が冷えると

冷気によって

エアコンなどの

暖かい空気が

より一層、上へ、上へと

押し上げられます。


さらに天井や屋根面の

気密が悪いと暖かい空気は

下からの押し上げ効果で

隙間から抜けていきます。


ちなみに

暖気の温度が暖かいほど

(エアコン設定温度が高い)

押し上げ効果は

高くなるそうです。


新築で床下エアコンという

暖房方式がありますが

改めて、理にかなっているな

と思いました。


自宅でも床下エアコンを

採用しており

足元の寒さは感じないので

真冬でも一度も靴下を

履いたことがありません。


床下エアコンを

採用しなくても

床が冷たく感じにくい

方法(断熱工法)としては

基礎内断熱が

ベストかなと思います。


昨年お世話になったお客様

も床下エアコンは

採用しませんでしたが

基礎内断熱の床の暖かさに

びっくりされていました。


話は変わりますが

先日、実家の居間で室温の

測定をしたところ(お昼頃)

エアコンで暖房している空間で

高さ1.2m部分の温度は25℃

足元は15℃でした。

おそらく、夜間や朝方は

より差が出るのではと思います。


ではどうリカバリーすればよいか?

続きは明日書きたいと思います。


今日はこの辺りで失礼します。


高性能な家づくりを楽しくまじめに研究する!

ハウス工房ふくだ 東川 明広










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