地球温暖化と住まいの関係

本日のテーマですが
以前もブログでご紹介した
2050年天気予報Ver1
©「2050年の天気予報」製作委員会 

Ver1は2014年に制作され
残念ながら、動画の内容は
現実に限りなく近づいており
温暖化の影響は
かつてないスピードで深刻化しています。

つい最近、Ver2として
内容が一部修正された
動画がアップデートされました。

今年もすでに温暖化の影響なのか
ヨーロッパの熱波
日本での豪雨災害
中国.チベット自治区とネパールの国境地帯での
土石流による災害など
本当に将来どうなるの…と
考えさせられます。

面白くない内容かも
しれませんが、
とても大切なことですので
最後まで読んでいただけると幸いです。

■ 家庭の省エネ化に向けた取組

みらいエコ住宅2026の
HPに詳しく紹介されていますが
一部抜粋してご紹介させていただきます。

国土交通省調べ(2023年)

日常生活において、
世帯当たりで使用する
エネルギーは半世紀で
約1.6倍に増加しているそうです。

一方で、現行の省エネ基準を満たす住宅は
わずか19%程度となっており
脱炭素社会実現に
家庭での省エネが重要なため
2023年よりこれまでにない
住宅省エネ補助事業が
今年で4年目となっています。

ちなみに2026/9/1に
国土交通省より
令和9年度
住宅局関係の資料にて
窓リノベやみらいエコも
組み込まれていました。
来年度も住宅省エネに対する
補助事業があるかもしれません。

図1ですが、2023年の表に記載の
28.006MJ(メガジュール)
1Kwh=3.6MJとなるため
約7.78Kwhとなります。

5人家族の自邸では
2026/7月 (使用期間32日)
411Kwhを九電さんから購入しています。

一日平均12.8kwhとなります。
計算してませんが
おそらく年間で見ると
太陽光発電による
売電価格を考慮した場合
おおよそ7.78Kwhに近い数字に
なるかと思います。

全館空調をしていますが
断熱等級6の力はこの程度です。
断熱等級6を超えてくると
電気代や冬の体感温度も
大きく変わってきます。

弊社では現在、
新築の標準性能を
コストパフォーマンスの良い
断熱等級6.5(Ua値=0.3台)を
標準的にしております。

特に断熱等級7にこだわりは無く
ご予算やご希望があれば
断熱等級7は簡単にクリアできますが
長期的には初期投資を改修するのが
難しいかもしれません。

上記表は住宅から
流失する熱の量となります。

夏場の窓は窓の強化も大切ですが
外側で日差しを遮る事が
とても重要だとわかります。

先日、たまたま外付けブラインドの工事を
したお客様と話をしましたが
外付けブラインドの効果がすごくて
びっくりしています。と
感想をいただきました。
家の状況にもよりますが
最低でもLDKは外で
遮る対策を行ってください。
夏の住環境が劇的に変わります。

上記資料は家庭部門のCO2排出量を
グラフにしたものです。

表をみると照明や家電製品が
約半分を占めています。

住環境としては改善できること
暖房費を減らす
高効率給湯器の設置
再生可能エネルギーで自家消費を増やす。

暖房費減らすには
窓の強化や
断熱材を隙間なく入れる。
気流止め工事行う。
この3点セットかと思います。

■ 環境に優しい住宅の嬉しい効果

光熱費の削減

早い段階で断熱改修や新築で
高断熱住宅に住み始めると
その差がどんどん大きくなります。
基本的に減らない貯蓄
むしろ増える貯蓄と考えて良いと思います。
なぜなら、光熱費高騰、物価高騰による
影響は大きく負担を軽減軽減します。

現在、政府の補助(税金や将来への借金)によって
エネルギー価格の単価が抑えられています。

健康寿命の上昇

温度差が少なくなることで
ヒートショックのリスク軽減となり
三大疾病と言われる
心疾患や脳血管疾患のリスクが
少なくなります。

健康寿命が長くなることで
元気で働ける時間も
増えるかもしれません。

介護による経済負担削減

将来的に健康保険料も
少なくなることにも繋がります。

■ 新築住宅や中古住宅の物件選びにも影響

1.河川の氾濫 過去の洪水歴史などを調べる。
インターネットでお住まいの地域の
防災情報が簡単に入手できます
お住まいの地域名と防災マップなどで
検索されてください。
今は工務店さんが普通に
調べてくれるかと思いますが。

2.火災保険の強化.見直し
物価が上がっています。
今までの保険内容で修理が出来るのか?
お住まいの地域は水害のリスクはあるか?
わからない方は
かかりつけの工務店さんに
ご相談されてください。

お支払いの負担に影響が無いレベルで
火災保険に加入すると
良いかもしれません。

最近は台風が北上している傾向があり
長崎には上陸が少ないですが
台風の勢力は強くなる傾向です。

3.災害備蓄を事前に行う
数年前に店から養生テープが無くなりました…
食料品や水や簡易トイレや懐中電灯
モバイルバッテリー
かるく思いつくだけでも
色々とあります。

■ 最後に

今回、この記事を書きながら思ったのは
自分が学んだことと
数字が一致するなと
改めて感じる機会となりました。

冬場は太陽の光を取入れ
夏は日差しを遮る対策を
行ったうえで、
全館空調をした場合
断熱等級6では
光熱費や地球環境的にいまひとつ。

対策として
付加断熱を行うこと(コスパを考えながら)
太陽光発電システムの容量も最低限でも一定の数量が必要
パッシブ設計(日射のコントロール)
夏と冬は空調計画を行い、家全体を温度差の少ない環境とする

新築や性能向上リノベーションを
行う場合の必須項目です。

なるべく専門的な用語を使わないように
心がけていますが
読みにくかったらすみません…
今日はこの辺りで失礼します。

高性能な家づくりを
楽しくまじめに研究する!

ハウス工房ふくだ
東川 明広