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執筆者の写真東川明広

住宅省エネ2024キャンペーン①


久しぶりに朝の外気温が2℃

まだまだ厚着が必要です。


花粉の飛散も多く

2週間前に

花粉症の可能性があると

診断を受けましたが

全く症状が無いので

風邪だったみたいです。


今日は国の住宅補助金

「住宅省エネ2024キャンペーン」

について書いてみたいと思います。



一部資料はすべて

YKKapさんから

いただいた物をスキャンし

添付しています。


画質が悪いのはご了承下さい。


では大きく分けて4つの

補助事業が同時に

申請できるようになっています。


※子育て世代以外も活用できます。





昨年から開始された補助制度

今年もすでに始まっております。


今まではリフォーム補助金は

工事費に対して

2~3割程度補助が出れば

良いほうかなという感覚でした。


実際に各市で行われている

補助事業では

50万円以上の工事費に対して

10万円の補助金が支給されます。


市と国では規模は違いますが

そんな感じで補助金が支給

されているかと思います。


なぜ国が補助金を

多く支給してまで

既存住宅の改修に

力を入れているのか?




CO₂排出を減らすために

住宅業界で仕事をする立場として

私に出来ることは

既存住宅の性能向上


新築住宅ではZEH水準以下は

作くってはいけない。


実際に家庭の消費エネルギーが

1965年度の17.545ⅯJ/世帯

2020年度が32.061ⅯJ/世帯

約1.8倍に増加しているそうです。




表をみると冷暖房、給湯の

エネルギー(電気.ガス.灯油等)

をどう減らすか。


ちなみに1965年は昭和40年


私が昭和61年生まれなので

知らない世界。


親世代が小学生くらいの時代


親に話を聞くと

一般家庭よりは貧しかったので

冬の暖房は「練炭こたつ」

扇風機はなく「うちわ」

料理は「プロパンガス」

風呂は「薪風呂」

照明は「各部屋1個」


このような住環境だったそうです。



冷暖房効率を上げるために

手っ取り早いのが窓改修


そのため、国が工事費の

半額相当を補填するのが

「先進的窓リノベ2024事業」


窓改修では4つの工法があり

1.内窓取付

2.外窓交換(はつり.カバー工法)

3.ガラス交換

4.ドア交換(はつり.カバー工法)


それぞれの改修方法によって

補助額も変わってきます。

後日詳しく書きたいと思います。


窓改修では

熱の出入りも改善されますが

気密性も改善されます。

※ただ外窓交換の場合は

気密施工の知識が必要です。



特に昔の引違い窓は

よく見ると普通に隙間があり

そこから小さな虫が侵入したり

空気が出入しています。


今の窓は大幅に

改善されています。


窓以外の気密性も高めることが

出来ると良いのですが

簡単な工事では難しいが現実。


床や最上階の天井部分は

比較的改善しやすい場合があります。



先程の表に戻りますが

給湯エネルギーの改善も重要です。


ここに活用できる補助事業が


「給湯省エネ2024事業」


「賃貸集合給湯省エネ2024事業」


正直、もう少し補助金が欲しいなと

思いますが、消耗品でもあるので

仕方ないのかもしれません…


ここも後日詳しく書きたいと思います。


今日はこの辺りで…


高性能な家づくりを

楽しくまじめに研究する!


ハウス工房ふくだ

東川 明広








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