寒波が近づいています。
実際に昨夜も外気温が
0℃の表示になりました。
外気温が-5℃になる日が
2日間と厳しい寒さ。
ライフラインである給湯器が
凍結する恐れがあるかと思い
書いてみたいと思います。
給湯器の種類によって
対処の仕方が少し違ってきます。
各給湯器共通項目
一番大切です!
なんでも設置業者任せでなく
ご自身で、出来ることは
やってもらえると正直助かります…
電話や修理の対応に追われて
時間が取れない場合があります。
最近はかなり落ち着きましたが
半導体不足で
給湯器が全く手に入らない時期が
ありました。(納期未定)
日々の点検、お手入れを
取扱説明書を読んで
やることが大切です。
「エラー」表示が頻繁に出たり
機械の不具合がある場合は
早めに連絡して取替や修理などの
対応をしておきましょう。
①給湯器の取扱説明書を読む。
まずは前提として
給湯器の説明書を
事前にどこにあるか
把握しておいてください。
あと近年の天気予報は
かなり正確なので
事前に給湯器の説明書を
読んで対策の理解を深める
これが一番大切です。
「エコキュート」編
①風呂配管の凍結予防(フルオート仕様)
浴槽の循環口より10㎝以上の高さ
でお湯や水をはってください。
機種(メーカー)によって多少の違いは
あるかと思いますが
外気温が3℃より低くなると
自動でポンプが作動し
浴槽のお湯(水)を循環させて
凍結予防の対応をしてくれます。
※注意が必要ですが
「ふろ凍結予防設定」を
オフにしていたら作動しません。
確認をしてみて下さい。
あと給湯器本体にある漏電遮断器も
切らないようにすること。
万が一凍結予防を忘れて
凍結した場合は凍結が無くなるのを
待つしかありません。
下手に外の配管を触るのは
あまりお勧めできません。
また、設置した業者さんに
対応の連絡もしておいてください。
②給水・給湯配管の凍結防止をする
給湯器の温度設定を下げていくと
「水」になるかと思います。
その設定をしたうえで
一分間で200ml程度の水を流して
浴槽に貯めるなどし
60分で12Ⅼ 8時間で96Lです。
大体ですが1L 0.3円前後と言われています。
0.3円×96L¥=29.4円
残り水で植木に水をやったり
洗濯水として使ったりなど
するといいかもしれません。
しかし96Lもの水を受け取れるバケツは
ないので結果として捨て水になるかと
思います。
ここで大切なのが
混合水栓のレバーをお湯側に振って
水を出さないといけません。
余談ですが床下エアコンを採用すると
凍結予防に有利に働きます。
外側の配管さえ凍結しなければ
宅内(床下)は20℃以上あります。
朝でも少量の水がぬるま湯として
使用できるのはちょっとだけ便利です。
今日はこの辺りで失礼します。
高性能な家づくりを楽しくまじめに研究する!
ハウス工房ふくだ 東川明広
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