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防水紙の種類や性能について②


先日からの続きになります。

マニアックな話になるので

ご了承下さい…


昨日も書いたように

現在は改質アスファルトルーフィング

という商品が多く用いられています。


田島ルーフィングさんのデータだと

九州地方は台風が多いため

改質アスファルトルーフィングの

出荷量が多いと言われていました。


長崎では940が約20%

改質が7~80%だとお聞きしています。


近年は猛暑日が多くなり、

集中豪雨などの増加

先月のような猛烈な寒気


屋根や外壁への負担は

増加傾向にあります。


メーカーさんも今後は

改質ルーフィング材より

さらに性能を高めた商品を

採用することを

お勧めされていました。


私もそれには賛成で

ご予算も大切ですが

あとから取り替えることが

出来ない部分には

なるべく高耐久な商品を

採用するようにしています。


田島ルーフィングさんでは

ニューライナールーフィング

マスタールーフィングなどが

あります。




どちらとも

引っ張っても

簡単には破れません。


出来れば今後はニューライナー

最低でも採用されたほうが良いです。


釘穴の防水性、※柔軟性が大幅に

改善されていています。


※柔軟性が高いと低温時でも

防水紙が破れにくくなります。


アスファルトルーフィングは

低温時の折り曲げなどによって

曲げ部分が割れることがあります。

場所によって防水紙を

折り曲げて使う場合でも

弱点となる曲げ部分が

しっかりと性能を発揮します。


ちなみにマスタールーフィング

相当高価で60年耐久とも言われ、

奈良県にある「法隆寺」にも

採用されたと聞いています。


さらにちなみにですが

メーカーさんが10年保証を出す

商品があるとした場合、

設計強度の2倍の性能が

あると考えていいと思います。


60年が120年耐久性があるかは

わかりませんが…


弊社では防水紙のご指定が

ない場合は「セーレン」という

メーカーさんの「ルーフラミテクトZ」

という商品を御見積にいれております。


価格も1本3万円近くします。

マスタールーフィングよりは

お安いですが、性能は

かなり高い商品です。


改質ルーフィングと比較すると

1本あたり2万円ほど

高くなりますが

屋根材の釘穴等の

防水性を確保し

低温時でも柔軟性があります。

環境の変化に強い商品になります。


これからの住宅は30年で建替え

ではなく、最低でも60~70年以上

は安心して住み続づけ、

次の世代に引き継ぐ家づくり、

資産価値の残る家づくりを

する必要があると思います。


定期的にメンテナンスが必要ですが

メンテナンス回数が少ない物を

採用し、ランニングコストを

安くすることが、長期的に

安くする方法だと思っています。


そのためには目に見えない部分、

あとから工事しにくい部分には

特に力を入れるといいと思います。



高性能な家づくりを楽しくまじめに研究する!

ハウス工房ふくだ 東川 明広

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