住宅省エネキャンペーン2025 速報
- 東川明広

- 7月16日
- 読了時間: 3分
久しぶりの更新です。
ここ数日は比較的
涼しい気がします。
日によって使い方を
変えていますが
参考までに今日の自宅では
冷房を24時間運転ではなく
午前8時~12時まで
運転を停止
エアコンの機能に
加熱除菌がついているので
午前中は除菌をし
午後から運転をしています。
ちなみに17時頃の
温湿度計の状況です。

外の気温も31℃程度
天気も晴れたり曇ったり。
窓は日差しを遮蔽しているため
温度が安定しています。
設定温度は26℃で風量は自動
夏はいかに日差しを
室内に入れないようにするか。
これがとても大事になります。
庇や外付のブラインド
よしずなど対策は色々。
ぜひお試しください。
本日は
住宅省エネキャンペーン2025
住宅改修等の補助金の
要件見直しの案内です。
リフォーム工事を
予定されている方には
とても重要な内容です。
この事業は2023年から
3年計画(本年終了予定)で
スタートしました。
以前、勉強会で聞いた内容で
住宅から排出される温室効果ガスは
意外と多いということを知りました。
具体的な数値は忘れましたが…
住宅の性能の低さや
世帯数増加など
さまざまな要因が
影響しているみたいですね。
2050年のカーボンニュートラル
(日本国内における
温室効果ガスの排出量を
全体で実質ゼロにすること)
を目標に、過去に例のないほど
住宅の省エネ改修工事に対して
補助金が支給されています。
国がこのような方針で
舵を切っているということは
その方針に従うことが無難です。
省エネ性能が低い住宅では
当然ながら電気やガスなどの
エネルギーを沢山使います。
例えば電気代の明細で
再エネ賦課金とありますが
使用量(Kwh)が増加すると
再エネ賦課金が増加する
仕組みになっています。
話がそれましたが
具体的に見直し内容を
ご紹介します。
見直しの内容(補助対象外)
①窓の無い外壁等に新しく窓を設置する工事
②既存の開口部を拡張して設置する工事
一部例外もありますが
以前までは補助対象要件で
あった内容の変更になります。


本事業を利用した人は
わかるかもしれませんが
窓改修の補助金は
1台に対して一律の補助金が
支給されます。
つまり窓を沢山設置した方が
補助金が多く支給されます。
私も改修事例として
やむを得ず
1ヶ所の窓に対して
2台の窓を設置することが
ありましたが
一部で常識を逸脱した
事例が多くみられたようですね。
急な発表で
しかも2025/9/15以降に
交換、設置する外窓やドアが
対象となるため
改修予定の物件が
大丈夫なのかと
心配になりました。

ただしBELS評価書などで
家の断熱性能が等級5を
満たす場合は補助対象となります。
幸いにも弊社で工事を
させていただく物件が
間取り変更により
窓の配置変更を行うため
①に該当するのですが
BELS評価書+断熱等級7に近い
工事案件のため
問題なく工事が進めることが
出来そうです。
マニアックな話になりますが
断熱等級4ではなく、
断熱等級5を満たすという
ハードルにしたところは
最低限評価できる内容ですね。
今日はこの辺りで…
高性能な家づくりを
楽しくまじめに研究する!
ハウス工房ふくだ
東川明広





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