夏型結露問題
- 東川明広

- 2025年9月18日
- 読了時間: 3分
見学会が無事に終わりました。
ご来場ありがとうございました。
物価高で多くの方が
大変な思いをされています…
物価が下がることは
見込めませんが
焦って家づくりをすると
後悔する場合もあります。
しかし1年後は
さらに物価が
上がっている可能性もあり
とても判断が難しいです。
価格的に新築が難しい場合は
中古物件の
性能向上がおすすめです。
水回りや内装だけきれいにする
通称「お化粧リノベ」は
最終的に高い買い物になります。
性能向上によって
耐震性を高めることで
安心して長く住める。
断熱性や気密性、
防湿、防水性を高め
光熱費を削減することが大切です。
ただ本当に施工が難しいので
注意が必要です。
話が変わりますが
週間天気予報を見ると
9/29日ごろから
最高気温が29℃
10月頃から最低気温が
20℃を切るようです。
最近思うのですが
真夏よりも
太陽高度の下がった時期の
対策は必須だと感じています。
よしずやすだれなど
効果がありますが
出来れば2枚重ねて下さい。
YKKのアウターシェード
LIXILのスタイルシェードは
残暑対策には
非常に効果が高い商品です。
今日のテーマですが
高温多湿化となっている現在
問題になっているのが
夏型結露問題。
逆転結露をも言ったりします。
以前、私も床断熱工法で
夏型結露を発生させ
ご迷惑をかけたことがあります。
メーカーさんの商品を適切に
施工したのですが
常識が通用しない時代です。
幸いにも早期発見でしたが
それでもご迷惑をかけてしまい、
家づくりの難しさを痛感。
色々と調べていると
「戸建住宅の夏季における
床下高湿化及びその対策に関する研究」
小畑拓未さんの資料
なかなかすべてを
理解することは
出来ていませんが
とても参考になる資料でした。
戸建て住宅の
床の断熱工法には
大きく分けて2種類があります。
①床断熱工法

1階床下に断熱材を施工し
床下空間は屋外扱い。
外気が侵入し
床下空間を換気する方法です。
②基礎断熱工法「内側 外側」
基礎外断熱は
施工実績はありません。
その名の通り
基礎の外側に
断熱施工を行います。
温熱的には最高ですが
防蟻対策が最重要です。
基礎内断熱の場合は
建物を支える基礎の内側に
断熱材の施工をします。

建物の床下に
外気が入らないようにし
床下も室内空間と利用します。
こちらも防蟻対策が重要です。
また、新築時には
現場での管理が最重要です。
とても神経を使います。
特に初年度は
お客様への引渡し後の
対策が必須です。
①.②共にメリット
デメリットがあります。
長くなるので
後日書きたいと思いますが
高温多湿化
住宅の高断熱化
冷房によって冷やされた空気
換気計画など
さまざまな要因が重なって
夏型の結露という
事例が全国的に
多くなっています。
床下だけではなく
壁や天井や屋根も同じです。
家づくりをさせてもらう
立場として
真剣に考えていく必要が
あると痛感しています。
今日はこのあたりで…
高性能な家づくりを
楽しくまじめに研究する!
ハウス工房ふくだ
東川 明広


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