冬の適正な室温は何度？

昨日の雨天の影響で

本日は朝から

屋外工事の着工が2件…

工事内容は

雨漏り修繕と

屋外土間を

コンクリートにする工事

お仕事があるのは

ありがたいのですが

寒くて心身にダメージです…

しかしお仕事があるだけで

嬉しいので感謝です。

天気予報では

1/4から雪マークです。

突然ですが

冬の適正な室温って

考えたことが

ありますか？

自分は職業柄、

冬になると

どうやったら

効率よく室温を

上げることが

できるのか。

夏は温度より

どうやったら

湿度が下がるのか

と考えます。

現時点での

自分なりの答えが

ありますが

正解かどうかは

模索中です。

※住宅事情によって

条件が大きく

異なりますが

住宅条件によって

計算できる

ソフトがあります。

私はまだ使いこなせて

いないのですが

何となく活用しています。

夏に関してですが

松尾設計室の松尾先生の

小屋裏エアコンVer3

これは湿度が

かなり下がるそうです。

講義で住宅設計や

小屋裏エアコンなどを

勉強をしているのですが

とても奥が深く

私の頭では

一回ですべてを

覚えることができません。

話を戻します。

適正な温度は

人それぞれですが

一つの基準として

WHO（世界保健機関）が

18℃以上を推奨しており、

これには血圧上昇や

循環器疾患、

睡眠の質の低下を

防ぐ目的があるそうです。

しかし18℃は寒い！と

感じるかもしれません。

実際に自邸で18℃だと

少し肌寒さを感じます。

しかし室温が

21～22℃くらいになると

裸足で生活できますし

ある程度の薄着でも

家事をすると

少し汗ばむくらいの室温。

と書いても

ピンと来ない方も

多くいらっしゃるかと

思います。

家の性能が一定水準まで

高くなると

床面と天井面の温度差など

かなり小さい数値になります。

おおよそ1℃程度でしょうか。

住宅の性能が低いと

床面や天井面など

場所によって温度差が

大きく変化します。

今日みたいに

外気温が1℃くらいで

暖房している部屋は

床と天井面で10℃くらいの

温度差があります。

シングルガラスの窓温度も

ガラス部分で8℃程度

アルミ部分は4℃程度となり

室温との温度差で

かなりの気流を

(コールドドラフト)

感じます。

※記載している数値は

放射温度計での実測値です。

そのような住環境では

室温が24℃でも

足元が寒く、

着衣量次第では

寒さを感じにくく

着衣量が少ないと

寒いと感じるか

と思います。

快適さを

計算するソフトがあり

入力をすると

実際に体感と数値が

一致します。

高断熱高気密だったら

どこの会社で建てても同じ。

とは私は思いません。

冬は高断熱高気密であれば

ある程度暖かくなりますが

暖房費が安くなるかは

別の話です。

夏は真剣に対策をしないと

本当に大変なことに

なりかねません。

あわせて耐久性や

メンテナンス性も重要です。

今日はこのあたりで…

高性能な家づくりを

楽しくまじめに研究する！

ハウス工房ふくだ

東川　明広