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外張り断熱は高い?②


更新が遅くなりました…


それにしても暑いですね。

今日はアウターシェードで

日射遮蔽をしつつ

窓を開けて仕事へ

出かけましたが

帰宅時は28℃近くありました。

先に帰宅している家族が

生活をしているので

多少の温度上昇が

あると思いますが

エアコンをつけました。


晴れた日は窓を開けても

湿度が60%以下のため

個人的には

窓を開けてもいいかなと

思っています。


後日書きたいと思いますが

梅雨前の今のうちにダニ対策を

されるといいかもしれません。


では先週の続きになります。


外張り断熱の価格について。

記載する費用は

新築住宅の場合になります。

※建物の形状によって

費用の増加があります。


すべて税込み価格になります。


あくまでも目安として

お考え下さい。


施工内容としては

1.外張り断熱の材工

(XPS断熱材30㎜厚)

(熱伝導率0.022以下)


2.外壁下地(通気胴縁)の材工


3.透湿防水シート施工の手間増加分


その他費用について

足場工事

透湿防水シート施工

防水工事

外壁工事などは

基本的に外張り断熱を

するしないに関係なく

費用が発生するため

省略します。


外壁面積

㎡/3900円~

断熱材の厚みが

45㎜になると

+15万程度


と記載しても

建物の外壁面積が

わからないと思います。


延べ床面積が

25坪の建物の場合

外壁面積が150~160㎡くらい


30坪だと

概算ですが

25坪:155㎡=30坪:X㎡

X=186㎡くらい

…たぶん。


学生時代に全く

勉強しなかったので

計算が合っているか

わかりませんが

こんな感じになると思います。

たぶん…


186㎡×3900円=72.5万


あくまでも計算上なので

実際は面積が大きくなると

少し安くなります。


30㎜と45㎜の材料費は

高く見ても20万円程度


資金に余裕があれば45㎜

又は60㎜以上されると

良いかもしれません。


断熱材は1㎜あたり80円程度

アップしますが

厚くなれば他の資材も

仕様が変わるので

細かいことはご相談ください。


既存住宅は条件によって

価格が変わりますが

外張り断熱施工のみの

費用としては

目安になります。


これに外壁の仕上げ材や

足場代

窓回りの工事など

色々と増加しますが

補助金があります。


補助金を利用することで

※最大300万

工事費の1/2補助されますので

ぜひご検討下さい。


※補助対象範囲工事など

条件があります。


断熱材の話になりますが

30㎜や45㎜の断熱材は

厚みが薄いため

素材の性能が重要になります。


透湿係数や吸水量など

色々と大切な部分がありますが

特に熱の伝わりやすさ

熱伝導率という数値が低い商品

採用することで

厚みが薄い物でも

性能が高くなります。


商品名は出しませんが

よくホームセンターに

売ってあるボード系断熱材の

熱伝導率は0.036W/(m.k)

という性能で

壁などに充填されている

高性能グラスウール16Kと

同等の性能になります。


現在で最も普及されている

グラスウール断熱材は

密度が10kが多い気がするので

熱伝導率は0.045という性能です。


業者さんとの

相見積もりの場合は

弊社は料金が高いと思います。

理由は単純で10Kの商品は

使用していないからです。


断熱に興味が無い方は

へぇ~という

反応で終わります(笑)


せっかく断熱改修を

するからには

商品代がわずかに

高くなりますが

良い物を使うことを

おすすめします。


しかし「ちり」も

積もればと言いますが

商品代よりも光熱費が

大きな「ちり」になるので

無理のない範囲で

優先順位高めで

工事をされるといいですね。


費用対効果を考えると

間違いなく安いと思っています。


次回はなぜ外張り断熱が良いのか?

書きたいと思います。



高性能な家づくりを

楽しくまじめに研究する!


ハウス工房ふくだ

東川 明広

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