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家の耐久性について 壁内編


今季一番の寒気も

ひと段落しましたが

朝晩は冷え込み

今朝の外気温は0℃と

なっていました。


晴天の日は

特に朝が冷え込むので

体調管理にご注意ください。


現在の自宅の

室温になります。

ree

土曜日だったので

子供たちが屋内外への

出入りが多かったはずと予想。


条件としては

少し悪いですが

日射取得があると

暖房なしでこの状況です。


断熱等級が7になると

あと2℃ほど室温が上昇し

夜間も保温力が高いため

暖房不要の世界になります。


パッシブハウスクラスは

さらにその上を行きます。


少し話が脱線しますが

室内の快適さを示す

快適性指数「PMV」


このソフトで計算をすると

体感と計算が

一致した経験があります。


以前、冬場の室温について

高性能住宅の工事を

させていただいたお客さんと

話していたのですが

「冬の室温はできれば

22℃以上あると良いよね」

と話をした記憶があります。


自分も同じ体感で

出来れば22℃になるように

工夫しています。


工夫の方法として

最近は床下エアコンを

ちょっとした工夫しながら

使っていますが

室温が1℃程上昇します。


こちらは企業秘密かなと。


話を戻します。


6つの条件(温湿度等)を

入力しソフトで計算すると

冬の室温が22℃で

不快と感じる方が

8.3%程度となります。

※椅子に座っている状態での体感です。


つまり、90%以上の方が

22℃で暖かいと感じる結果に。


ここは長くなるので

別の機会で

ご紹介出来ればと思います。


本題になります。


先日、外壁の修理を

したのですが、

築20年くらいで

外壁内部にある

透湿防水シートが

かなり劣化し

ボロボロになる

途中というか…

そんな状態まで

劣化していました。


透湿防水シートとは

2次防水の役割があり

万が一、1次防水から

雨水が入った場合に

室内への侵入を守るものが

2次防水である

透湿防水シートの

役割になります。


下の写真が透湿防水シートの

施工事例になります。


ree

透湿防水シートには

沢山の種類がありますが

コスパが良いのは

タイベックかと。


ウルトさんの商品も

かなりお勧めですが

費用が上がるので

全体の費用との

相談かと思います。



ちなみに一般的な

安価な透湿防水シートを

タイベックに変えると

コスト的には+2万円程度

30坪程度の家一軒分での話です。


これをウルトさんの

ハイムシールドになると

+6万程度になります。

タイベックとの差額は4万円くらい


次に1次防水とは

外壁のジョイント部分や

外壁と窓の隙間などから

雨水の侵入を防ぐ

コーキングなど

ree


コーキングが劣化し

隙間から雨水が侵入した場合に

この透湿防水シートが

雨水の侵入を守ってくれます。

※防水は物件によって条件が異なります。


コーキング材は

必ず高耐久の商品を

採用することをお勧めします。


ちなみに

ボロボロになったシートには

メーカー名などが

記載されている関係で

写真は載せれません。


ただ現在も同じ商品が

普通に流通されていますし

新築でも多く施工されています。


工事を依頼するお施主さんは

壁の中の断面構成で

何を使っているかまで

把握するのは困難だと

思います。


ただ、良い商品を使っても

施工精度や施工条件など

きちんと管理できていないと

劣化が早まります。


特に施工条件は大切です。


一次防水や二次防水は

コストアップしてでも

必ず良い製品を

適切に施工することを

お勧めします。

当たり前ですが

弊社では標準仕様です。


今日はこのあたりで…


高性能な家づくりを

楽しくまじめに研究する!


ハウス工房ふくだ

東川 明広



 
 
 

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一般建築工事業
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