木製フェンス工事完了

暑い日が続いています。

このまま温暖化が進むと

子供世代やその先の世代は

どうなるのか…

建築業界に携わる者として

真剣に向き合わないと

いけない内容です。

先日、性能向上リノベの会での

集まりがあり

複数の会社さんと

色んな話をしました。

この1年の物価高が

とんでもない状況で

高性能な新築住宅に

真剣に取り組んでいる会社さんでは

俗にいう※坪単価が

100万円を超える状況に

なっています。

坪単価は建物の形状や仕様によって

異なるため

あまり参考になりませんが…

弊社では目に見えない部分

隠れてしまう部分に

力を入れています。

耐久性の高い建材や

納まりを検討、施工し

ランニングコストを下げ

維持管理のしやすいような

家づくりを心掛けています。

他の話題では

夏の事故(結露など)

この異常気象の影響などが

話の中心でした。

今後の家づくりは

今までの常識が通用しません。

現場至上主義

(今までこうやって施工したきた)

これが通用しない

時代になっています。

無知で安易に高気密高断熱を

建てることにになれば

そのリスクも大きくなります。

物価高や気候変動に対応するには

安い家はハイリスクとなります。

そのあたりを工務店として

真剣に考え、取り組むことが

とても重要だと思っています。

私が家づくりを検討する

お施主さんの立場なら

安ければ良いという考えは

結果として高額な修繕費が

セットで付いてきます。

それなら中古マンションの

中間階の中央の部屋を

購入するか

性能向上リノベーションを

強く推奨します。

余談が長くなりました。

2日連続の大工工事を

させていただきました。

これから植栽工事を

予定しています。

新しいチャレンジや

品質管理に影響する部分など

月に数回程度

私の方で施工要領の説明を兼ねて

現場施工しております。

理由としては

自分で施工することで

職人さんの大変さや

納まりや施工要領を理解しつつ

施工指導も出来る。

また、お客様へ見積もりを

するうえでの

作業量や予期せぬ

出来事の対応や対策も

理解することができます。

何より一番なのが

新しいことへの好奇心です。

新しいことへのチャレンジには

事前調査をしっかり行うので

大きな失敗は

基本的にありません。

しかし小さな失敗というか

次回はこうしたらもっと良くなる！という

出来事は多くあります。

今回チャレンジさせていただいた

フェンス工事ですが

改善点も多くありました。

しかし

良い雰囲気で仕上がったと

満足しています。

木製フェンスは

長持ちしないような

気もしますが

自邸でも木フェンスを採用し

５年ほど経ちますが

状態は良好です。

色々と対策をすることで

耐久性は向上します。

家づくりは

外とのつながりも大切です。

ただの木フェンスかもしれませんが

見学会ではぜひご体感ください。

高性能な家づくりを

楽しくまじめに研究する！

ハウス工房ふくだ

東川　明広