高断熱住宅の注意点(窓編)
- 東川明広

- 11 時間前
- 読了時間: 3分
少しマニアックな
になります。
高断熱の注意点。
結論から言うと
注意する点は
開口部(窓)の計画
夏型結露問題です。
先日、窓メーカーさんの
話を聞く機会があり
全国的に家の性能が
高くなっている。
しかし窓の売り上げが…
理由は住宅の窓のサイズが
小さくなり、
窓の数も一軒当たり
減少していると聞いています。
なんでかな?と考えると
色んな要因があるかと。
①住宅価格の上昇
②窓を減らすと家の性能が上昇
③不純ですが、
価格を安く高性能化することで
売りやすい住宅になる。
などなど。
③に関しては
窓以外にも
性能や品質に関して
ブラックというか
グレーというか、
目に見えない部分なので
比較検討が難しい部分です。
弊社では基本的に
日射取得と言って
冬の太陽光を積極的に取り入れ
光熱費が安く温かい家
夏は日射を遮ることで
冷房費を
削減するようにしています。
あとは土地の条件を見ながら
風景の良い場所や
外観のバランスも考慮しつつ
窓を計画しています。
窓を計画するのは
かなり難しい作業になります。
さらに施工したお客様には
夏冬の暮らし方
その他もろもろの情報を
共有し、温湿度管理も
させていただいています。
これは単純に私の勉強に
なっているのですが。
話がそれました。
これは持論ですが
玄関やトイレや洗面室
あと浴室もですが
基本的に明かりの少ない
計画はしたくないと
思っています。
もちろん条件によって
例外の場合もあります。
リビングも日中は
なるべく自然光で
生活をしたい。
そう思っています。
あくまでも個人的な話です。
窓を小さくすると
何が良くないのか。
①空調計画を
きちんと計画をしている
場合は問題ないのですが
湿度が下がりにくいという
減少が起こります。
関係が無いようである話。
ダクト式の冷房計画だと
湿度が下がります。
しかし○○空調などの
システムを入れるのは
お勧めできません。
初期コストや
メンテナンスコストが高く
維持管理に経済力が
必要になります。
あくまでも汎用品を
使って、将来的に
メンテナンスの
しやすい計画が
必要になってきます。
湿度が下がらないと
カビの活動が活発化します。
住宅が高性能だからこそ
細心の注意が
必要になってきます。
②窓の計画が
適切でないと
暖房費が高く、
満足しない。
暖房費に関しては
同等の性能の住宅と
比較すると
年間数万レベルで
変わってきます。
あと高性能住宅を
体験した方は
わかる!と言って
もらえるのですが
冬の日射がどれだけすごいか。
帰宅時に玄関を開けると
温かい…!と何とも言えない
喜びを感じますし
薄着で生活が出来ます。
布団や衣類の量も減り、
収納量が減る。
冬でも裸足で生活できる。
温かいと活動量も増えるので
寒くて動きたくない…
ということが
基本的にありません。
これがどれだけ時間を
有効活用できるか。
晴れるだけで
日々幸せを感じる。
きりがありませんが
本当にそんな生活が
待っています。
しかし窓が大きいと
性能は下がります。
何が本当に良いことなのか。
今一度考える必要があります。
高性能な家づくりを
楽しくまじめに研究する!
ハウス工房ふくだ
東川 明広




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